4 チームの構成
4.1 チームは、監督１人、キャプテンを含む選手４人と、４人以内の交代選手で構成される。
4.2 監督は、選手を兼ねることができる。ただし、選手、交代選手の数が規定を超えることはできない。
4.3 競技はすべて４人で行われるが、その４人の年代、性別の組合せは自由である。
4.4 ファミリーの部、トリムの部、レディースの部を構成する場合は、試合中、コート内には、常に次の規定の選手が存在しなければならない。
4.4.1 ファミリーの部
4.4.1.1 チームの構成は、同一家族または、複数家族であってもよいが、コート内の規定の選手との交代が可能なように構成する必要がある。
4.4.1.2 チームは、監督１人、30歳以上の男女各２人、小学生４人の最大９人でチームを構成することができる。
4.4.1.3 試合中、コートでは常に小学生２人と大人の男女各１人でプレーしなければならないが、小学生の性別は問わない。
4.4.2 トリムの部
4.4.2.1 フリー・クラス ：18歳以上の男女各２人
4.4.2.2 ブロンズ・クラス ：30歳以上の男女と40歳以上の男女それぞれ１人
4.4.2.3 スポレク・クラス ：40歳以上の男女と50歳以上の男女それぞれ１人
4.4.2.4 シルバー・クラス ：50歳以上の男女と60歳以上の男女それぞれ１人
4.4.2.5 ゴールド・クラス ：60歳以上の男女各２人
4.4.3 レディースの部
コート内の選手は18歳以上と40歳以上の女性それぞれ２人とする。
5 試合への出場
5.1 選手は、公式記録用紙に記載され、監督またはチームキャプテンのサインを得なければ試合に出場することができない。
5.2 有効に登録された選手および監督は、試合途中であってもチームベンチに入り、試合に参加することができる。ただし、監督は副審を通して主審の許可を得た後でない監督の権利を行使できない。
6 競技参加者の権利と義務
6.1 基本的な権利と義務
6.1.1 競技参加者は、競技規則を理解、遵守し、試合中、常にフェアプレーの原則とその精神に基づいた行動をとらなければならない。
6.1.2 監督およびチームキャプテンは、チームの規律について責任を追わなければならない。なお、コート内の選手の一人は、ゲームキャプテンでなければならない。
6.1.3 試合中、監督、交代選手は、フリーゾーン外の定められたチームベンチにいなければならない。
6.1.4 競技参加者は、試合中、チームベンチにいる限り、コート内の味方選手に対して声援や、話しかけることができる。
6.2 監督の権利と義務
6.2.1 監督は、試合中、チームベンチの記録席に最も近い位置に座っていなければならない。競技中断中は立ち上がって指示をしてもよい。
6.2.2 監督は、選手交代およびタイムアウトを要求することができる。しかい、選手としてコート内にいるときは、その権利を失う。
6.2.3 監督は、いかなる場合でも審判員の判定に対して、意義を申し出ることは許されない。
6.3 チームキャプテンの権利と義務
6.3.1 チームキャプテンは、試合前、チームを代表してトスおよびサインを行う。
6.3.2 チームキャプテンは、試合中、コート内にいる間は、ゲームキャプテンとして競技の中断中に主審または副審に対して
6.3.2.1 選手交代およびタイムアウトの要求をすることができる。
6.3.2.2 競技規則適用の解釈についての質問をすることができる。しかし、判定に対して意義を申し出ることはできない。
6.3.2.3 チームのポジションが正しいか確認することができる。
6.3.3 チームキャプテンは、試合中、選手交代をして、コートを離れるときは、ゲームキャプテンとしての権利を失うため、コート内の選手から代理のゲームキャプテンを指名しなければならない。コート内に戻った時は、自動的にゲームキャプテンになる。
6.3.4 チームキャプテンは試合終了後公式記録用紙にサインし、結果を承認する。
6.4 選手の服装
6.4.1 選手のユニフォーム（上下）は、清潔で、チームにより統一された色と同じ形のものを用いなければならない。
6.4.2 選手のユニフォームには、胸部と背部の中央に、胸部には最小限10cm、背部には最小限15cmで、字幅は２cm以上のユニフォームと異なった色の１から８の番号をつけなければならない。ただし、都道府県大会等では、１から99の番号を用いてもよい。
なお、全国大会では、年齢、性別によって番号を指定することがある。
6.4.3 チームキャプテンは、ユニフォームと異なった色で、胸部の番号の下に、長さ8cm、幅2cmのマークを付ける。