1 競技場
1.1 競技場
1.1.1 競技場には、コートおよびフリーゾーンが含まれる。
1.1.2 競技場の表面から最低７ｍの高さと、フリーゾーンの中にはネット、支柱、審判台を除き、一切の障害物があってはならない。
1.1.3 競技場は、凹凸がなく、水平であり、荒れていたり滑りやすい表面であってはならない。
1.2 コート
1.2.1 コートは、13.40ｍ✕6.10ｍの広さを持つ長方形であって、サイドラインおよびエンドラインから最小限２ｍのフリーゾーンによって囲まれている。
1.2.2 コートは、２本のサイドラインと２本のエンドラインによって区画される。また、ネットの真下に、両サイドラインを結ぶセンターラインを引き、コートを２等分する。
1.2.3 コートは、第１図のような大きさと名称を持つ各ゾーンに区画される。
1.2.4 すべてのラインの幅は４ｃｍで、サービスゾーンを区画するライン以外はコート内に含まれる。それらのラインは明るい色で、床や他のラインとも異なる色でなければならない。
1.3 サービスゾーン
1.3.1 サービスゾーンは、エンドラインの20cm後方の、両サイドラインの延長線上に引かれた長さ15cmの２本のラインによって区画される。
1.3.2 ショートサービスゾーンは、センターラインの1.98ｍ後方に引かれたショートサービスラインと、２本のサイドラインおよびその延長線上に囲まれたゾーン。
1.4 チームベンチ
チームベンチは、審判台と反対側のフリーゾーン外側に、両コートそれぞれ５人が座れるように設置する。
1.5 記録席
記録席は、公式記録ができる広さの机を、フリーゾーン外側で、両コートのベンチの間に設置する。
2 ネットおよび支柱
2.1 ネットは、幅80cm、ネットの高さは2ｍとし、コート中央で測定する。ただし規定の高さにならない場合はマイナス2cmまで認める。
2.2 支柱は、ソフトバレーボール用支柱を用い、両サイドライン上に、その長さを２等分する位置に立てる。
2.3 アンテナは、ネット上端から１ｍ上方に出るように、１本ずつ両支柱の外側の縁に接するように取り付ける。
3 ボール
ボールは、ゴム製で、重さ210±10g、円周78±1cmの公益財団法人日本バレーボール協会検定のソフトバレーボールを使用する。なお、色については規定しない。